節約すると、小さなことで幸せを感じる
節約って「我慢ばかりで幸せじゃなくなりそう」と思う人、いませんか。一見、お金が使えなくなるから不自由だと思うかもしれません。でもそんなことはありません。むしろ、小さなことで幸せを感じるようになるんです。
節約すると、小さなことで幸せを感じるようになる理由、それは何度もお金を使い続けると、それが当たり前になるからです。例えば外食。月一回外食をしていると、一回一回の外食が貴重な機会となり、外食することに幸せを感じます。逆に毎日のように外食をしていると、外食が当たり前になってしまいます。
当たり前に感じると、ただの外食では物足りなくなってきます。すると、もっと高い料理じゃないと幸せを感じなくなってしまいます。そうやって幸せを得るためにさらなるお金を使うことになるでしょう。お金を使うからといって幸せになるとは限りません。人間は慣れる生き物。幸せにためにお金を出し続けると、ちょっとのお金では物足りなくなり、もっとお金を出してしまいます。その結果、どんどんどんどんお金が吸い取られます。
私はもともとお菓子をよく食べていました。中には食べ過ぎて飽きたものもあります。ある日から、お金と体に良くないと思い、お菓子をやめました。その２ヶ月後、久しぶりにお菓子を食べる機会があったんです。そこで、食べ飽きていたアルフォートを口にした瞬間、衝撃が走りました。「アルフォートってこんなにおいしかったっけ！？」他にもあまり好きではなかったポテチやどうぶつビスケットもとてもうまかったです。一緒にお菓子を食べた人も、お菓子が久々だったようで「久しぶりにお菓子を食べたけど、こんなにおいしかったんだね」というようなことを言ってました。久々にお菓子を食べたことで、今まで当たり前だったことが、幸せへと変わっていたんです。
時々することで、その分一回一回の幸せは大きくなる。節約はそのことを気づかせてくれました。節約はけして不幸せにはなりません、むしろ幸せを増やしてくれます。あなたも節約をしてみてください。きっと新たな幸せに出会えるでしょう。
