11日目を振り返って|大相撲初場所
こんばんは、アスタです!
今回は大相撲初場所の11日目の感想を述べていきます。
昨日の記事はこちら
ついに2場所連続の二桁に
御嶽海関対正代関、熱戦でしたね。
立ち合いは御嶽海。踏み込んで前まわしを取ると、そのまま出ていく。ここで勝ったと思ったのですが、なんと正代、残しました!昨日までなら土俵を割っていたところでしたが、ここは大関の意地が出たのかもしれません。それでも御嶽海関が攻め続けて寄り切り。相手は土俵際での逆転もありますが、最後の投げにも冷静に対応していましたね。
御嶽海関は昨日の負けを引きずっていないように感じました。立ち合いから一気に持っていけなくても、粘って何度も攻める。土俵際でも落ち着いて取っているあたり、集中力もあるんじゃないでしょうか。
加えて、御嶽海関は初の2場所連続の二桁勝利となりました。ただ、これで満足せず優勝を目指してほしいですね。二桁にのったとしても、ここで負けると印象も悪くなりますから。どこまで勝つか楽しみです。
正代関も意地は見せたのですが、負けてしまいました。しかもこれで七敗。あとがなくなりました。今までなんだかんだ勝ち越してきたが、とうとう負け越してしまうのか。今場所も阿炎関に割り崩される予感…
千代翔馬が大健闘!
照ノ富士関も勝ちましたが、驚いたのは千代翔馬関。まさかの熱戦を演じました。
立ち合いでまわしを引いて頭をつける。良い形をつくったのですがね。惜しくも敗れました。照ノ富士関相手にまわしを引いてここまで取ったのはすごいと思います。
唯一二敗で追走
阿炎関は危なかった!組みとめられてヒヤッとしましたが、そのあとの動きが早かったですね。あそこで動けるのは調子の良い証拠かな?何より勝ったことが大事だと思います。終盤に照ノ富士関、御嶽海関とあたる可能性もあるので、このまま二敗で追いかけてほしいです。
いける!と思った力士が負けていく…
相撲を見てると「いいぞ!」と思った力士が翌日に負けることがよくあります。
宝富士関もこのままいけると思っていた矢先、負けてしまいました。今日は琴ノ若関の押しが強かったですね。琴ノ若関もあと一つ白星が多ければと思ってしまいます…。タラレバを言っても仕方ありませんね。
隆の勝関も今日はあっさりと負けてしまいました。2日間、腰を生かした良い相撲を取っていたのですが…。変化だから仕方ないとはいえ、もう少し粘ってほしかったです。大関に上がるには、こういったもろい部分をなくしていく必要があると感じます。
玉鷲関も敗れてしまった。うまく中に入られてしまいました。霧馬山関はこれで、不戦勝を除いて6連敗から4連勝としました。今日も玉鷲関の突きに下がらないあたり、力をつけているんでしょうね。
ということで、大相撲初場所11日目の感想を書きました。優勝争いは3人に絞られた気がします。照ノ富士関が三敗することはなさそう。明日は横綱が小結明生戦。2場所前に明生関が7敗の状態で、照ノ富士関に勝っただけに油断はできないと思います。御嶽海関も好調の阿武咲関との対戦。阿炎関は先場所苦杯をなめた隆の勝関が相手。あとがない正代関は御嶽海関を破った北勝富士関との一番。優勝争いはどうなるのでしょうか。
それでは、明日の大相撲をお楽しみに!!