13日目を振り返って|大相撲初場所

こんばんは、アスタです!

 

今回は大相撲初場所13日目の感想を書いていきます。

 

前日の記事はこちら

 

asuta.hatenablog.com

 

首位守った!

注目の二敗対決は御嶽海関が制しました。

立ち合いから踏み込んで阿炎関の突きをこらえる。阿炎関のはたきにもついていき、押し出しました。昨日は立ち合いで踏み込めず、はたきに屈しましたが、今日は修正しましたね。昨日の相撲内容を見ると阿炎関が有利かなと思っていたのですが、さすが優勝経験のある実力者。この一番を制したのは大きい!

 

阿炎関は敗れて三敗に後退。立ち合いで圧力負けしましたね。今日は御嶽海関の相撲が良かったのでしょう。

 

攻めの相撲

同じく二敗の照ノ富士関も連敗はせず。隆の勝関の右手をたぐり、体勢を崩す。まわしを掴むと、そのまま寄り切り。素早い攻めの相撲でした。昨日は膝を気にする素振りを見せていましたが、今日の内容を見ると問題ない様子。前に攻めているときは大丈夫なんでしょうね。いずれにせよ今日もしっかりと土俵に立つ姿、素晴らしいです!

 

ついに負け越し

大関正代は13日目で早くも負け越しが決定。立ち合いで阿武咲関に攻め込まれる。左を差して相手の出足を止めると、反撃に。しかし土俵際で逆転の首投げ。この様子なら負け越すだろうなとは思っていたのですがね…。明日は合口の悪い豊昇龍戦。負け越しは決まりましたが、苦手意識を払拭するためにも勝っておきたい相手です。

 

三役争いは熾烈

今場所も後二日なので、来場所の三役争いについても見ておきたいます。

 

現状、小結の二人が負け越し。関脇隆の勝関も6勝7敗と三役陥落の可能性があります。ひょっとすると御嶽海関も場所後の大関昇進があるかも?これらを踏まえると2~4枠空きそうです。

 

では候補の力士を見てみましょう。

 

まずは若隆景関。東前頭筆頭で現在7勝6敗です。あと一番勝てば返り三役復帰は間違いないでしょう!今日の遠藤関との一番は見ごたえがありました。お互い攻められるもよく残す。そのまま低い姿勢で膠着状態になりますが、最後は若隆景関が寄り切り。先場所は西前頭筆頭で勝ち越すも、三役復帰とならなかっただけに、今場所こそ上がって欲しいです。

 

さらに前頭2枚目の宇良関と逸ノ城関も7勝6敗としています。宇良関は千代翔馬関に組み止められますが、土俵際でうまく回り込んで寄り切り。逸ノ城関も佐田の海関を寄り切りました。四つになると逸ノ城関はなかなか負けませんね。この二人も勝ち越せば、三役に上がる可能性があります。

 

さらに、少し下の方には、阿武咲関と豊昇龍関、宝富士関が9勝4敗。阿炎関が10勝3敗です。あと2日で星を伸ばせば、三役が見えてきますね。

 

玉鷲、王鵬は足踏み

好調玉鷲関と新入幕王鵬関が7勝目を挙げてから3連敗中。気がかりなところです。

 

玉鷲関は琴ノ若関に圧力負け。ここ3日間、相手を押し込めない相撲が増えてる様子。突ききる相撲を見たいですね。琴ノ若関は10勝目を挙げて優勝争いに残りました。今場所は力強い押しが見られます。このまま波乱を起こすのでしょうか。

 

王鵬関は攻めるも、石浦関にまわしを掴まれ、最後は鮮やかな下手ひねりをくらいました。これで6敗目。10番勝って、敢闘賞を受賞するのかと思っていたのですが、残念です。石浦関は動きが良いですね。技も多彩で面白いです!

 

優勝争いはどうなる

明日は二敗の照ノ富士関と三敗阿炎関の対決。阿炎関としては負けると優勝の可能性がなくなるだけになんとしても勝ちたいところ。照ノ富士関が先場所みたく受けて立つのか、攻める相撲を取るのか注目ですね。阿炎関としてはとにかく突いていくしかない。

そして二敗の御嶽海関は先場所敗れた宝富士関との一番。相手は腰が重く長い相撲も取れるので、立ち合いで一気に持っていきたいところ。仮に止められても、粘って攻めたいですね。

三敗で優勝の可能性を残す琴ノ若関は関脇隆の勝関と対戦。押し合う展開が予想されるだけに、どちらが力比べを制するのか。

 

ということで、大相撲初場所12日目の感想を書きました。優勝争いは混戦ですね。一体誰が優勝するのでしょうか!三役争いにも注目です!

 

それでは本日の大相撲をお楽しみに!!