千秋楽を振り返って|大相撲初場所
こんばんは、アスタです!
今回は大相撲初場所千秋楽の感想を述べていきます。
前日の記事はこちら
御嶽海、本割で優勝を決める!
4人が優勝の可能性を残していた千秋楽、御嶽海関が二敗を守って優勝を決めました。
立ち合いから左のおっつけで照ノ富士関にまわしを与えない。一度離れた後、もろ差しの形をつくり寄り切り。7連敗中だった横綱に勝ち、本割で優勝を決めました。やはり今日も立ち合いが良かったですね。終盤になっても自分の相撲を取れたことが優勝につながったのではないでしょうか。
なお、臨時理事会の招集が決定し、御嶽海関の大関昇進も確実になりました。横綱に勝ち、大関の地位も手に入れる、最高の形での優勝となりましたね。おめでとうございます!
三敗同士の一番も白熱
共に三敗で優勝の可能性があった阿炎関と琴ノ若関の一番も大熱戦となりました。立ち合いから激しい押し合い。阿炎関がいなして琴ノ若関を土俵際まで追い込むも、琴ノ若関がうまくかわして、逆に阿炎関を攻めたてる。今度は阿炎関がこれを残すと、再び押し合いに。最後は阿炎関が引き落としで勝ち、先場所に続いて12勝目をあげました。これで優勝に望みをつなぎましたが、御嶽海関が勝ったことで惜しくも届かず。優勝の可能性を残す一番で、お互いここまで力を発揮できるのはすごいですよね。見ごたえのある、良い相撲でした。
宇良、勝ち越し
人気の小兵力士、宇良関が千秋楽に勝ち越しを決めました。立ち合いから喉輪で攻めての押し倒し。最後は攻めの相撲を見せました。東前頭二枚目での勝ち越し。来場所は三役昇進も期待できます!
新入幕の王鵬関はなんと5連敗で負け越し。終盤は攻めきれない相撲が多く見られました。新入幕力士の負け越しも久しぶりではないでしょうか。前頭十八枚目なので、来場所は十両降格もまぬがれないでしょう。それでも魅力のある力士だと思いました。また力をつけて幕内に戻って来てほしいです。
三賞一覧
三賞は
敢闘賞 琴ノ若 殊勲賞 阿炎 技能賞 御嶽海
となりました。受賞者は妥当ではないでしょうか。個人的には石浦関に技能賞をあげてほしかったんですがね。結局最後は7連勝し、11勝4敗の好成績で場所を終えました。玉鷲関もあと一つか二つ勝っていれば三賞をもらえていたと思うのですがね。今場所も終盤に星が伸びなかったのが悔やまれます。
ということで、大相撲初場所千秋楽の感想を書きました。御嶽海関が久々の優勝!来場所はついに大関として迎えることになるでしょう。明日は初場所全体を振り返っての感想を述べていきたいと思います。