相手の気持ちってどこまで考えればいい?


昨日、YouTubeを見ていると、「子供に『自分がされたらどう思う?』と問いかけるのは意味がない」という動画がおすすめに出てきました。ずっとこの言葉は効果的だと思っていたので衝撃でした。気になって動画を見てみることに。

 

投稿者は「てぃ先生」。男性保育士さんで、チャンネル登録者数は60万人以上。

このてぃ先生によると、幼稚園児や小学校低学年くらいの子供は、相手の気持ちを想像する能力が十分に発達していない。なので「自分がされたらどう思う?」と聞かれても、自分がされた場合のことをうまく想像できない、とのこと。

これには驚き、同時に納得しました。たしかに相手の気持ちを考えるのは難しいですよね。

 

大人でも相手の気持ちを察せない

この動画を見て自分が思ったのことは、大人でも相手の気持ちを想像できない人が多いよなということです。セクハラ、いじりなどの相手に不快感を与える言動。これらも相手が不快に思うことを知ってて言ってるのではなく、それを言われて相手がどう思うか?を想像できないからそのような発言が生まれるのかもしれません。大人でさえ、もっと相手の気持ちを考えることが必要なのかも。かくいう自分もできているかは心配ですが。

 

「察する」ことの功罪

たしかに相手の気持ちを想像することは大切です。一方でやりすぎるのもどうかなと思います。そもそも相手の気持ちをすべて理解するなんて不可能です。そこを深く想像しすぎると、「こう言ったら傷つくかも。でもああ言っても良くないかも」と何も言えなくなってしまいます。気にし過ぎもよくないですね。

自分も勝手に相手の気持ちを想像しすぎてしまいます。「あのときの言動、大丈夫だったかな」といった具合によく心配になります。相手は全く気にしてないかもしれないのに。きちんと気にかけるのは大切なんでしょうけど、自分の場合はやりすぎかもしれない。かといって、じゃあ気にしないようにすると今度は相手の気持を考えない発言をしてしまうかも、という感じでどこまで気にすればいいかの境界線が自分にはわからないんですよね。こんなことを考えてる時点で気にし過ぎなのかも。

 

この本に書いてある「繊細さん」の気質が自分にはあるのかもしれません。

 

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