ボックス1つから始める


先月からずっと実家の断捨離をしていました。

おかげで昔使っていた服や教科書、おもちゃなど、かなりの量のモノを処分することができました。モノで溢れていた収納ボックスや本棚がすっからかんになって、すごく気持ちいいです。

そうやってたくさんのモノを断捨離していたわけですが、毎日行っていたわけではありません。また一日に何時間も取り組んでいたわけでもないんです。
気が向いたときに少しだけ取り組んでいました。

 

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少しずつでいい

個人的には一日に何時間もかけて断捨離に取り組むのはオススメできません。
理由は疲れるからです。

まず、肉体的に疲れます
断捨離すると、たくさんのモノを引き出しから取り出します、使うものは棚に戻しますし、捨てるものなら部屋の外に運び出します。
断捨離って意外と肉体労働ですよね。
私も百冊以上の本を捨てましたが、それを縛って部屋から運び出すのがとても大変でした。

加えて精神的にも疲れます
断捨離における一番重要なタスクは捨てるかどうかを判断すること。判断を重ねるうちに頭が疲れてきます。人間が一日に判断できる回数は決まってる、ともよく言われますよね。
特に断捨離をしてると、必ずと言っていいほど捨てるかどうか迷うものが出てきますよね、そういったものはより一層頭を疲弊させます。私も悩むものに出くわしてどうしようか迷ってるうちに、考えるのが面倒くさくなり作業をやめたことが何度もありました。

ここまで見てきたように断捨離はハードワークです。だからこそ短期集中で取り組んだほうがいいと思っています。
「今日はこの部分だけ行おう!」と決めて、目標の範囲が終わったら切り上げる。長い時間をかけるとどうしても途中でダラケがちになりますが、これなら効率よく作業できるでしょう。

 

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ボックス1つから始める

断捨離をすると、物がぎゅうぎゅうのクローゼットや長年手つかずの押し入れなど、大物から取り掛かろうとする人がいます。ただそれではモノの多さに挫折してしまいます。私もモノが多すぎると「どこから手を付けようか」と迷ってしまい、結果作業をやめてしまうことがあります。

それよりもまずはボックス1つ分などの小さいところから始めるほうがいいと思います。
すぐに終わりそう、比較的物が少ない場所。これらのほうが手を付けやすいですよね。

それにたとえボックス1つでも片付けが終わると、物が減った気持ち良さ物を捨てることができたという自信がつきます。
そうなると断捨離を頑張ろうという気持ちが湧きますよね。
加えて断捨離を重ねると捨てるものとそうでないものの見分けがつくようになってきます。
このように、後になればなるほど断捨離のスピードが早くなるわけです。いきなり大物に取り掛かっても挫折する可能性が高いです。ですが後になると自信や判断力が付いているので、無事に断捨離ができると思います。


物を捨てることには喜びが詰まってると思います。
物が減った達成感、もう迷わなくていいという清々しさ、過去の自分と決別できた気持ち良さ。そういったプラスの感情を味わえます。それらを手っ取り早く味わうために、まず小さいところから始めてほしいというわけです。
一度プラスの感情を味わったら、断捨離の手もどんどん早くなるでしょう。

ぜひそういった喜びを味わってほしいです。義務感ではなく楽しみながら断捨離をしていきたいですね。