【お金は使うべき⁉】貯金する意義を語ります
「お金なんて使ってナンボでしょ」
こういう人がよくいます。事実、金融広報中央委員会が公表した「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和3年調査結果」によると、全国2500世帯のうち半分ほどが金融資産の保有額が100万円以下であり、831世帯では保有額が0でした*1。
たしかにお金は使わなければ価値がありません。だからといって全く貯金をしなくていい、とは思わないんです。貯金があると心に余裕が生まれるからです。
判断を誤る
人間は余裕がないと判断を誤ります。
テストで時間がないと焦って問題が頭に入らなかったり、いつもなら解ける問題を間違えることも多くなりますよね。
お金も同じこと。金銭的に余裕がないと間違った判断を起こしやすくなります。目先の利益に飛びついたり、怪しい儲け話に手を出す。お金がある人は「そんなことするわけないでしょ～」と思いますよね。でもお金がないとついやってしまいがちです。
それにお金がないと本当にお金を使いたいところにお金をかけることができません。千円の定食を食べたいけど、お金が気になって一番安い700円の定食にしてしまう。でもたいてい後で後悔しますよね。
お金に余裕があると何がベストなのかを考えて判断できます。ぜひ貯金をして最善の選択ができるようになってください。
貯めると使うは両立できる
それでも「お金は使わないと意味ない」と考える人もいるでしょう。ですが、貯めながら使うということはできないのでしょうか？
私だって普段は節約しつつも、旅行に行ったり、健康的な食材には少し高くてもお金を使っています。貯めると使うは両立できるんです！
大切なのは「お金は使うべき！」「いや貯めるべき！」と二元論にならないこと。自分なりに使うところと抑えるところを決めたら、どちらも達成できます。自分なりに良いお金の使い方を身につけてください。そうして貯めると使うを両立させていきましょう！
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