【持ってはいけない!】ポイントカードは不要
「ポイントカードはつくられますか?」
お会計の際、ときどきこのように聞かれることがありますよね。ここで「持っていても損はない!」と、とりあえずポイントカードをもらう人、いませんか。一度考え直してほしい。節約のためには、むしろポイントカードは不要なんです!
その理由は執着が生まれるからです。ポイントカードを持ってると「ポイントを貯めないともったいない」と考えて不要な買い物をすることが多くなります。以前「【節約の大敵】ポイントに惑わされないで!」という記事でも述べましたが、ポイントのためにお金を払うのは本末転倒だと思います。たいていの場合、もらえるポイント以上の出費を支払うことになるからです。しかも、ポイントのために買い物をすると、いらないものを買うケースが多くなります。結果、後悔する恐れがあります。
加えて、ほとんどの場合ポイントは貯まりきりません。私は中学生の時、CDショップでポイントカードをつくったことがあります。そのポイントカード、スタンプを貯めきるのに2万円買う必要があったんです!しかも有効期限は1年。稼ぎのない中学生が1年でCDに2万円つぎ込む。そんなことできるはずがありません!結局、半分もスタンプを貯めることができず、ポイントカード期限を迎えました。
とりあえずポイントカードをもらうだけならいい、と思うかもしれませんが、ポイントカードは持っているだけで損をします。先ほど述べたように執着が生まれますし、何枚ももらうと財布がパンパンになります。
先ほどCDショップのポイントカードをつくった話をしました。その時の出来事なのですが、そのポイントカードを持ってると、他のCDショップで欲しいCDを見つけても「あのCDショップで買えばポイントがもらえる…」と考えて、買えませんでした。持っているだけで必要な買い物までできなくなるんです。
不要なものを買ったり、必要なものが買えなかったり、ポイントカードにとって買い物を左右される恐れがあります。そんなの嫌じゃないですか?必要な買い物だけでポイントを貯めきることができる、それならポイントカードをつくってもいいと思います。それができないなら、ポイントカードをつくること、断ってみてはどうでしょうか。